フードデリバリーの配達で使える乗り物を比較!自転車、車、バイクのメリット・デメリット

フードデリバリーの配達で使える乗り物を比較!自転車、車、バイクのメリット・デメリット

こんにちは、札幌でフードデリバリー配達員をしているポールです!

今回はフードデリバリーでの、私自身が実際に『配達で使っている乗り物』について、それぞれのメリット・デメリット等をご紹介していこうと思います。

フードデリバリーの配達で使える乗り物

フードデリバリーの配達で使える乗り物は大まかにいうと、自転車、車、バイクの3種類あります。

これらの乗り物で配達するメリット・デメリットなどを紹介します。

自転車

フードデリバリーの配達で使える乗り物 自転車

まず初めにご紹介するのは『自転車』です。いろんな種類の自転車がありますので、ここではいくつかの自転車の良し悪しをご説明していきます。

自転車で1番多く想像されるのは、カゴ付きのいわゆる「ママチャリ」というものだと思います。もちろん使い勝手も良いですし安いです。

ですが、ギア付きのママチャリがそもそも少なく、フードデリバリーは長距離を走行することも多いので、仕事には不向きと言えます。坂道の多い地域であれば疲れやすいですしね。

そして「折りたたみ自転車」を使っている人もいます。なにより軽く持ち運びに適しているので、エリア移動で公共交通機関を使う際には便利です。

ですが、これもママチャリと同様にスピードが遅く、長距離走行には向いてません。

私の友人は「マウンテンバイク」を使っています。かなり大きく軽自動車かと思えるくらいのゴツいやつですね(笑)

でも友人曰く、安定性に優れていて疲れにくいと言っています。ただ1つ懸念点があるとすれば、かなり価格は高めだったとの事です。初期費用面で悩む人は多いと思います。

そんな私は「クロスバイク」というものを使用しています。あまり馴染みのない名前かと思いますが、自転車のロードレーサーが乗っているようなカゴの付いていない細身の自転車です。

ギアの変速機能が多数ある為、坂道や長距離の走行にも適していて、1番のメリットは疲れにくいという点です。

価格は少し高めではありますが、その分しっかり稼ぐぞ!という気持ちがあれば、すぐにお金は取り戻せるはずです。

ここまで様々な自転車のメリット・デメリットについてご説明してきましたが、総じて自転車は小回りが利き、維持費もかかりにくいのが最大の利点です。

ですが、自動車と比べると疲労が溜まり、悪天候時は稼働できないというのが悩みです。

自動車

フードデリバリーの配達で使える乗り物 自動車

続いてご紹介するのは「自動車」です。

まず初めに気を付けなければいけないのは、自動車でのフードデリバリーは軽自動車であることが前提であり、黒ナンバーを取得して稼働しなければいけないという事です。

これに違反した場合は罰金や免許停止等の処罰が下ることもありますので、くれぐれもご注意下さい。

自動車のメリットはまずスピードです。いち早くお客様の元へ商品をお届けするのに最も適している移動手段です。これは天候に左右されず稼働できるのも魅力の1つです。1度に多くの商品もお届けできますしね。メリットは多いです。

しかしデメリットもあります。まずなんと言っても自動車の用意をしなければいけません。お持ちの軽自動車を黒ナンバーにして稼働することも可能ではありますが、手続きに時間を要します。かといって自動車を新車で購入するのも、なかなか簡単に出来ることではありません。

最近は黒ナンバー車のリースやレンタカー等もあります。これを利用している人もいますが、月極駐車場を借りなければいけないという問題も発生してきます。さらには自動車のメンテナンスや車検・・・維持費でかなりの費用を用意しなければいけません。

メリットが多い分、デメリットも結構ありますね。私はこの費用面を考慮し、自動車でのフードデリバリーを断念しました。

バイク

フードデリバリーの配達で使える乗り物 バイク

そして最後にご紹介するのは「バイク」です。

バイクは125cc以下であれば普通に登録できますが、125cc超のバイクは事業用車両ではないと登録できません。とはいっても、最寄りの運輸支局に書類を提出するだけですので、ハードルは低いです。

原付バイクのメリットは機動性です。自転車のように小回りが利き、自動車のように長距離の移動に優れ、ある程度のスピードも出ますので、原付バイクに乗って配達してる人を最近よく見かけます。

ですが、こちらも初期費用という面では決して安くはないですね。自動車と同様に購入かレンタル・月極駐車場・ガソリンなどなど・・・。なんにせよ、新しく何かを始めるには、お金はかかるものですね。

補足ではありますが、自転車・自動車・原付バイクのいずれも任意保険の加入をオススメします。

配達中の事故は決して無いことではありませんし、これは被害者も加害者も救済という意味合いで加入を強く薦めているものですので、新たに配達を始められる方はぜひ検討してみて下さい。

まとめ

さてここまで3種類の配達手段についてご紹介してきました。地域によって雪が降る所もあると思いますので、地域性も考慮して選んでいただければと思います。

ちなみに私が働いている札幌は、とても雪が多い地域ですので、私は春〜秋は自転車で配達し、冬は自動車で配達を行っています。

フードデリバリーの配達で使う乗り物選びの参考になると嬉しいです。

なお、ウーバーイーツ配達員の乗り物についてはこちらのサイトにも詳しく書いてますのでチェックしてみてください。