新型コロナウイルスが世界中に発生して既に3年が経過し、日常的にマスクの着用とソーシャルディスタンスが当たり前となった世の中で、さらにもう1つ当たり前となったものがあります。
その名も「フードデリバリー」です。
出前館やUber Eats(ウーバーイーツ)など、よくテレビCMで見かける人も多いと思います。街を歩くと大きなバッグを背負って、自転車を運転している配達員も最近増えてきましたよね。
私もその配達員の1人で、このコロナ化の不況をきっかけに勤めていた会社を退職し、フードデリバリーの配達員として日々、自転車で駆け回って活動している1人です。
実際にフードデリバリーの配達員の仕事って何をしているの?とか、どのくらい稼げるの?など疑問に感じている人も多いと思います。その中でも今回は「配達のコツ」という部分について、ここではお話をしていきます。
今後、配達員として活動してみたいという人にも少しは参考になればなと思います。
フードデリバリー配達員の仕事の配達のコツ
フードデリバリー配達員のバイトの配達のコツは主に以下の6点です。
- 事前に加盟店の所在地を確認する
- 注文アプリの当日ランキングを確認する
- 多くの加盟店がある地域に滞在する
- 配達依頼が多い時間帯を見定める
- 配達リクエストの早押し対応
- フードデリバリーの掛け持ち
ひとつずつ解説します。
事前に加盟店の所在地を確認する
まず初めにお話する1つ目のコツは『事前に加盟店の所在地を確認する』です。
出前館を例に挙げて説明します。
まず出前館アプリには数多くのいろんなジャンルの加盟店が登録されてます。そういったお店も様々な地区に点在しているので、事前にお店の名前と住所を把握しておく必要があります。
この事前準備を怠ると、配達リクエストが来た際に「あれ?このお店どこだっけ?」「商品受け取りまでものすごく遠い!」など、行動や対応が後手に回る事があるので注意が必要です。
私自身もフードデリバリーを始めた当初は、まさにこの現象に陥り、1人で慌ててパニックになった事があります。いわゆるセルフパニックですね。今となっては良い思い出です・・(笑)
注文アプリの当日ランキングを確認する
そして2つ目のコツとして挙げるのが『アプリの当日ランキングを確認する』です。
注文数やアクセス数などでその当日のランキングが変わり、利用者はそれを見て「これが人気なんだ~!」「これ美味しそう!注文しようっと!」と考え、注文されるのです。
ですので、事前に確認しておくことにより、ランキング上位にあるお店の近辺に待機していれば、スムーズに商品を受け取り配達することが出来るのです。
ただ注意点として、曜日や時間帯によってランキングも変わるので、こまめなチェックを欠かさないようにしましょう。
ここを怠るとせっかくのチャンスを取りこぼしてしまいますからね。配達初心者にはありがちなミスです。
多くの加盟店がある地域に滞在する
つづいて3つ目のコツは『多くの加盟店がある地域に滞在する』です。
かなりの確率で加盟店は1箇所に集中していることが多いです。
さらに、ランキング上位にあれば、配達できる可能性も高まるし何より稼げる確率もぐっと上がりますよね。ですのでこれも事前の調査が必要になります。
私の体験談をお話すると、なかなか配達依頼が来ずにいろんな地域をうろちょろして回っていて、その地域を離れた途端に配達リクエストが来て慌てて戻る・・なんて事も数多くありました。
そういった事を繰り返すと単純に疲れちゃいますし、時間のロスにも繋がりますよね。いかに効率よく稼働できるか、に懸かってます。
全てに通ずることではありますが、まず「慌てず我慢、落ち着いて待つ」ということを心掛けましょう。
配達依頼が多い時間帯を見定める
そして4つ目のコツとしては『時間帯の見定め』です。
飲食業界には必ずと言っていいほど、暇になる時間いわゆる「アイドルタイム」が存在します。
だいたいは14時~16時・21時以降など多少前後することはあるかと思いますが、この時間帯の注文数はぐっと減る兆候にあります。
私も含め多くの配達員の人たちは、このアイドルタイムに食事を済ませたり、休憩を取ったりしています。ちょっと一息ついて身体を休める時間を作るのも大事なことです。
しかしジャンルによってもアイドルタイムが違うことに注意が必要です。
ガッツリ系の飲食店であれば前述の通りの時間帯ですが、スイーツ系の飲食店であれば14時~16時の注文が多いこともあります。
配達リクエストの早押し対応
つぎに5つ目のコツは『配達リクエストの早押し対応』です。
ここでも出前館を例に挙げてご紹介していきます。出前館の配達員専用アプリを起動し、配達リクエストを待つというのが通常の流れです。
そこで配達リクエストが来ると、画面上にお知らせが出てスワイプするだけで受注完了となりますが、そのスワイプこそがなんと「早押し」なんです。
その地域にいる配達員全員に同様の配達リクエストが来て、受注するかどうかの選択を迫られます。
「遠いから・・どうしようかなぁ」「おっ、単価高い!やった!」などと悠長に画面を眺めていると、別の配達員に先にスワイプされ配達リクエストの受注が出来なくなってしまいます。油断大敵ですね。
ズバリ対策を教えるとすれば「考えずにまずスワイプ!」です。
内容や単価などをじっくり見て考えたい気持ちはすごくわかります。私もそうでしたから(笑)
でもそれで何度もチャンスを逃してしまって、結局その日の売り上げは微々たるもの・・なんてことも、配達員を始めた当初はたくさんありました。
配達員をされている人たちは「稼ぎたい!」という気持ちがなにより1番だと思います。
であれば、考えている暇なんてありません!どんな内容であれ、誰よりも先にまずスワイプして配達リクエストを勝ち取って、たくさん稼ぎましょう。
フードデリバリーの掛け持ち
そして最後に挙げる6つ目のコツは『フードデリバリーの掛け持ち』です。
出前館やUber Eats(ウーバーイーツ)などたくさんのデリバリーサービスがありますが、会社によって加盟している飲食店が違うなんてこともたくさんあります。
似たようなジャンルであっても、人それぞれに好みがありますから「今日はこっちで、明日はそっちを頼もう」と使い分ける人も多いはずです。
ですので、オススメとしては、同時に2つ以上のアプリを起動し待機していることです。そうすればさらに配達リクエストを受注できる可能性は上がりますし、稼げる確率もぐっと上がります。
ですが注意点を挙げるならば、ピークタイム時はかなりの配達リクエストがきますので、焦って1度に複数の配達リクエストを受注しないようにして下さいね(笑)
あと、アプリを複数起動させることになるので電池の消耗はかなり激しくなります。電池が無くなったら、当然配達出来なくなるのでモバイルバッテリーは必ず持っているようにしましょうね。
フードデリバリーの配達のコツのまとめ
ここまで私の実体験から学んだ6つの「配達のコツ」を教えてきましたが、いかがだったでしょうか?これから配達員として頑張っていこうと思っている人たちに、少しでも参考になってくれれば嬉しいです。
まだまだ新型コロナウイルスが蔓延している中で大変な日々が続きますが、体調管理に気を付けながら、たくさん配達していっぱい稼ぎましょう!
なお、ウーバーイーツ配達員の配達のコツはこちらのサイトにも書いてますのでチェックしてみてください。